【後編/2020上半期】蒼汁配信譚~彼は日本のストリーマー、蒼汁~

ストリーマーに憧れたことは?誰だって一度はあるはずだ。



私は日本のハースストナー、デンチ

日本のアウトランド、神奈川県小田原市

どうやら大人気のストリーマーが住んでいるらしい。

男の名は、蒼汁



私が蒼汁という男の存在を知った時

めちゃくちゃ興奮したのを覚えてる。

このブログは私が彼の一年を追い、綴った冒険譚ならぬ《配信譚》だ。




2020年1月~

1/4 ドラゴンボールルートでマスターズバリを決める

 年明け早々、蒼汁はまたも成し遂げた。
すさまじいペースでマスターズ予選を勝ち抜きドラゴンボールを集め、バリ予選では世界で最初にドラゴンボールルートで権利を獲得した男となった。
権利獲得直後、喜びいさんでこうツイートした。

蒼汁の夢見た真珠色の砂浜は、うたかたの夢と消えることをこの時の彼は知る由もなかった…

1/10 note開設 文才の片鱗を披露

 彼のしたためた最初の記事は、読む者を引き込む圧倒的な表現力と、誰も到達できなかった驚くべき着眼点と絶賛された。

力|蒼汁|note

1/11 hearthgamers主催 ハースストーングランプリ選手として出場

 年始恒例ハースストーングランプリに今年もエントリー。
前回と同じく選手部門3位、実況解説部門1位となる得票で相変わらずの界隈人気を示した。

選手、実況解説両方で当選した場合は本人がどちらかを選択することになる。昨年は得票数の多い実況解説で自分が求められていると、選手としては辞退しキャスターに回ったが、今年は選手として参加することを選択した。

選手として挑む最初のハースストーングランプリ。初戦の相手はグランドマスターGlory
グランドマスターのミスのないプレイングに、乱闘での不運も重なり惜しくも初戦敗退となった。

ハースストーングランプリ第5回のアーカイブは残念ながら残ってはいないが、
Twitterで #ハスグラと検索すれば面白シーンの切り抜きを見ることが出来るので、興味があれば検索してみよう。

1/16 Twitchフォロワー1万人突破

1/19 龍が如く7配信開始

Twitchにアーカイブあり

www.twitch.tv

1/25 iPad Pro 12.9インチ購入

2/1~3 マスターズアーリントン出場

 アメリカ、テキサス州のアーリントンにて行われたマスターズアーリントンに出場。今回も石炭を食う鉄の鳥にまたがり現地に前乗りした蒼汁。
もはやこちらも恒例となりつつある他の日本勢との現地配信を行い、現地の雰囲気や大会前のリラックスした表情を視聴者に届けてくれた。

大会日程は日本時間の2/1からスタート。day1初戦から2連敗を喫す。
2連勝で戦績をイーブンに戻すも、day2進出のかかる5戦目に敗れた蒼汁。2大会連続のマネーフィニッシュとはならなかった。

日本時間2月3日、韓国のsurrender選手,Ryvius選手,che0nsu選手,dawn選手そして日本のGM Alutemu選手とともにアーリントンの遊園地Six Flagsに繰り出した蒼汁。
Alutemu選手が英語を、Ryvius選手が日本語を話せるということもあり、英語が不得意な蒼汁も異国の地で快適に遊ぶことが出来たようだ。

写真手前左がSurrender選手 右がDawn選手 奥前列左からche0nsu選手、Ryvius選手 奥後列左からAlutemu選手、古谷さん

そして帰国の日…

1週間弱の滞在でテキサスの地に惚れ込んだ蒼汁は、ひとり現地に残りカウボーイとなったのであった。

2/17 マスターズヨンショーピング予選優勝

 後述のイベント参加が決まっていてスケジュールが限られていたこともあり、今回の予選はかなりのハイペースで参加し続けていたが、best8あと一歩のところで逃し続けたヨンショーピング予選。
初めてbest8に入ったマスターズヨンショーピング予選#30にて優勝を果たし、無事今回もマスターズツアー行きの権利を得た。

権利獲得の瞬間は配信されていた。
リーサルを導いた瞬間の蒼汁の感極まった表情は非常に印象的であった。

2/19 COVID-19拡大の影響によりマスターズバリがロサンゼルスに変更→3/7オンライン開催へ変更

2/20 ハースストーンサミット参加 with b787 ahirun

 事前情報一切無し、ハースストーンコミュニティにおけるインフルエンサーを集めて行われたハースストーンサミット。日本からは蒼汁、b787氏、ahirun氏が招待され、ロサンゼルスへと出向いた。
蒼汁にとっては実に3週間足らずでのアメリカ再訪。蒼汁は日本だけに収まるにはもったいないプレイヤー/ストリーマーになったようだ。
サミットの内容は主に4月のスタンダードローテーション、それに伴う大きな調整に関する情報だったようだ。

3/8 TwitchStreamerBattle#1 UNO

 TwitchJPの有名配信者を集めて行われたオンライン対戦企画 "TwitchStreamerBattle#1"に招待され参加。
第一回の対決種目はUNO 蒼汁の組み込まれたグループCにはDetonatorのYamatoN氏、そして日本におけるレジェンドプロゲーマー、ウメハラ氏が同席。

1回戦、蒼汁はウメハラ氏の大チョンボもありグループCを1位通過。2位のウメハラ氏とともに勝者卓Bに進む。
蒼汁視点 ウメハラ視点

勝者卓Bでは序盤から苦戦を強いられる蒼汁。一方ウメハラ配信で衝撃の事実が明かされることになった。

蒼汁は泳がされていた

レジェンドウメハラの手の上で転がされていた蒼汁は勝者卓B最下位に沈み、操り手のウメハラ氏は決勝戦へと歩みを進めた。
ダイゴウメハラは決勝戦でも実力を遺憾なく発揮しUNOの世界でも頂点を獲った。

氏の「蒼汁は泳がせていた」発言が本当かハッタリかは結局のところわからなかったが、
大会後蒼汁は「あのウメハラにたくさん名前出してもらえたの冷静に考えてすげぇよな」と悔しさの裏に満足気な表情をのぞかせた。

3/11 Zunda氏にいただいたOverWatchを配信でついに始める

3/20 17:00 新カード「頂点捕食者ジクソール」公開

 「灰に舞う降魔の狩人」新カード公開スケジュールが日本時間3/18未明に公開された。
私はリストの中に"aojiru"の名前を確認した。
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「イベントには呼ばれるのに新カード公開は任されない」と常にイジリのネタにされてきた蒼汁だったが、今回ついに大抜擢を受けた。

youtu.be

もうお分かりかと思うが、このブログの導入はこの動画のオマージュである。

この動画に関しては「クオリティ高い!」「普通に強そうでネタにできない」などの反応があった。

"頂点捕食者ジクソール"は彼にとって忘れられないカードとなっていくはずだ。

3/21~23 マスターズロサンゼルス(オンライン)出場

 当初バリで開催予定だったがコロナウイルスの影響でロサンゼルスに開催地変更、のちに現地に集まることはせずにオンライン形式に変更となった。
紆余曲折の末開催された大会であったが、ホテルや航空機のキャンセル等への補填として参加者には850ドルが配布されることが決まっていた。

day1 3勝2敗でday2へ進出。4-4で迎えた最終戦、5勝すれば賞金上乗せという大事な一戦で日本のokasinnsuke選手に敗れ、9戦フルに戦って850ドルという悔しい結果となった。

後述するすでに開催されたマスターズツアー・ヨンショーピング(スウェーデン)、7月16日から開催のマスターズツアー・アジア太平洋地域、マスターズツアー・モントリオール(カナダ)までの3大会もオンラインでの開催に変更となった。

大規模大会で海外に赴く度に、日本勢との現地観光や世界のプレイヤーとの交流を楽しんでいた蒼汁にとって大会の楽しみが減ってしまうことになりそうだ。

3/21 あつまれ どうぶつの森配信

3/27 灰に舞う降魔の狩人 セオリークラフト配信

前編で記載した今までのセオリークラフト配信と大枠は同じのため詳細は割愛させていただく。

蒼汁視点のセオリークラフトの様子はYouTubeにてアーカイブが挙げられている。

youtu.be

3/29 ハスリンピック

 ハースゲーマーズとbeerbrickの共催によるコミュニティ大会ハスリンピックが前日の28日に唐突に公表された。
蒼汁はこの大会のキャスターを担当し配信場所にも蒼汁のTwitchチャンネルが用いられた。

勝戦のみアーカイブが残されている。

www.twitch.tv

4/5 バトグラダービー

日本のバトルグラウンド上位プレイヤーを集めて行われたバトグラダービーの実況解説をなんと蒼汁一人で担当。
蒼汁の所属するRED ONEが配信のカメラ切り替え等を担った。

個人プレイヤーのクライアントではバトルグラウンドの8人でのフレンド戦は未実装だが、今回特別に公式からアカウントを借りることでコミュニティレベルでのバトルグラウンド大会が実現することとなった。

バトルグラウンドの実況はさすがの蒼汁でも初めての経験であったが、無事イベントは成功を収めた。

バトグラダービーもYouTubeアーカイブが残されている。
バトルグラウンドの環境は現在とかなり異なっているためプレイングの参考になるかは怪しいが、上位勢の熱い試合とキャスター蒼汁の大車輪の活躍をぜひとも見てほしい。

youtu.be

4/11~12 イリダン党選手権オンライン予選 キャスター

4/15 蒼汁、配信はじめて10年

15歳の蒼汁少年が配信者としてのキャリアをスタートしたのは10年前。

有名になりたいと船を漕ぎだした配信者という航路。あの頃の蒼汁が思い描いたのはこんな配信者像だったのだろうか…




信じられないかもしれないが、26歳になった日の君は…




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猫耳を付けているよ…




4/18 グランドマスターズ2020 season1開幕 実況解説

 2年目となるグランドマスターズが開幕した。日本からは去年から引き続きの出場となるAlutemu選手・Glory選手、そして去年のマスターズツアーで好成績を残したposesi選手が抜擢されアジア太平洋のグランドマスターとして出場した。
蒼汁は今シーズンもせんとす氏、GundamFlame氏とともにキャスターを担当。

 ここで視聴者側に気を付けてほしいことがある。
Blizzard社がYouTubeと競技シーンの配信提携を結んだことにより、今年から日本語配信を含めハースストーンの大会は主にYouTubeで配信されることとなった。大会を見たいと思った際Twitchを開かないよう気を付けよう。

4/25 デーモンハンター生誕祭 MC

 フェニックス年開幕と同時にハースストーンに追加された新クラス「デーモンハンター」
その生誕を祝うイベントがこの日行われた。本来オフラインで行われる予定のイベントだったが、コロナウイルスの影響でオンライン開催に変更となった。

蒼汁はメインイベントのイリダン党選手権決勝戦のキャスターも担当した。

4/25 第1回超弩級・ど・麻雀ないとふろんてぃあ

4/26 TwitchStreamerBattle#2 Jump King

 TwitchJPの配信者オンライン対戦企画TwitchStreamerBattleに蒼汁が第二回に続き招待された。
今回、対戦種目は直前まで参加者にも明かされず、参加者公表の時点でもタイトルは『Twitch Streamer Battle - ???』とされていた。
対戦当日に対戦種目が「Jump King」であると告知された。

ルールは非常にシンプルで、より高くまで登ったら勝ち。
しかし、今回は視聴者にも賞品獲得のチャンスがあるスペシャルルールが設けられた。それは、競技中のおもしろシーンをTwitchのクリップ機能で記録したものの中から特に傑作のクリップを表彰するというもの。

蒼汁は序盤のステージ、いわゆる「森」を一生抜けられず悪戦苦闘。登っては落ち、登っては落ちを繰り返す配信画面がしばらく続いた。
悪戦苦闘しながらもジャンプのコツを掴んだ蒼汁、どの位置から飛べばより確実かも試行錯誤の末わかりはじめ、雑談をしながら登る余裕が出てきたときに あのシーン が生まれた。

このクリップは傑作クリップ3つのうちのひとつに選出された。
蒼汁とクリップ作成者ゆうれあさんにはTwitchバックパックが贈られた。

5/22 マスターズツアーオンライン ドラゴンボールルートで権利獲得

 今回のマスターズ予選ではグランドマスターのキャスターで日程が縛られていたこともあり、思うようにbest8カウントを稼げずにいたが、最終週にてドラゴンボールを集めを成就させた。

6/2 VALORANT 正式リリースと同時に配信開始

6/7 グランドマスターズ2020 season1決勝戦

 この出来事はまだ記憶に新しい人も多いのではないだろうか。
アジア太平洋地域のベスト4に日本のグランドマスター3人すべて勝ち残り、韓国のSurrender選手を含めた4人でブリズコンで行われる世界選手権の出場権を賭けてこの日準決勝・決勝戦が行われた。

決勝に残ったのはglory選手とSurrender選手。蒼汁が決勝の解説を担当した。
ゲームカウント2-2で迎えた最終戦に勝利したglory選手。ハースストーン世界選手権の舞台に5年ぶりに日本人プレイヤーがあがることとなった。

その後、蒼汁のTwitchチャンネルにおいて、準決勝で敗退したAlutemu選手vs posesi選手で非公式の3位決定戦が行われた。

6/12~14 マスターズヨンショーピング(オンライン)出場

 オンライン開催に変更になったマスターズヨンショーピングに出場した。
オンラインで自宅にいながらにして参加できる大会とはいえ、大会時間はスウェーデン時間を基準に行われるため日本では夜~早朝という日程となった。

day1 2勝3敗でday2進出はかなわなかった。

観光や現地の食事などのツイートもない、見てる側からしてもわびしいマスターズツアーとなった。
時勢が良い方向に向かい、ハースストーン含めたeスポーツの競技シーンが今までの規模で行われることを願わずにはいられない。

6/28 TwitchStreamerBattle :MineCraft Powered by ZONe

 第1回から3回連続での参加となったTwitchStreamerBattle 第1回(UNO)から第3回(MineCraft)まですべてプレイヤー側で招待されているのは蒼汁と、LoL配信で人気のスタンミ氏の2名のみである。

今回はチーム戦。蒼汁はここ最近交流のあるENLIFE所属の配信者hinas3氏と同じチームFに割り当てられた。
競技形式は、1チームにつきひとつ運営側が用意したサーバーに入り、設定された実績をこなす実績ミッションと特定のアイテムを納品する納品ミッションでポイントを競うというもの。

MineCraft歴は長く、何度か配信もしている蒼汁がチームを勝利に導くかに思われたが、


エンダードラゴン狙いとダイヤ発掘の分担作戦、そしてひなすさんの大活躍が功を奏し、チームFが優勝となった。
優勝決定後のインタビューではMCの古川美鈴さんにダイヤ5個しか発掘できなかったことをイジられてイベントは終了した。
死んでしまった!
みりんさんにいじられる蒼汁

7/13 蒼汁26歳の誕生日

またひとつ歳を重ねた男。公開しているほしいものリストから大量にプレゼントを贈られた。

今年もまた蒼汁の一年をまとめて見て思ったこと、それは「こいつめちゃくちゃ忙しいな」です。
基本的に蒼汁の動向はSNSで確認し、それに基づいてこのブログを書いています。それだけでもこのイベントの密度なので、SNSにあげていないイベントや打ち合わせなども含めると更に濃密なストリーマーライフを送っていることになりますね。

僕から蒼汁に言いたいことは去年と同じです。体調にはくれぐれも気を遣ってください。美人薄命という言葉に蒼汁は当てはまらないと思っています。

そしていまだに果たせていないこと、僕自身が蒼汁配信に出会ってから4年、未だに対面ができていないのだ。
蒼汁27歳を迎えるまでには実際に会って、来年のまとめに載せる本人のコメントを一節貰えたらと思っています。

それでは2021年の7月13日にまたお会いしましょう。アディオス!


おとぎ話みたいな伝説の男、蒼汁

はっきり言って顔はまずまずだが、

彼の真価は、配信開始ボタンを押してからが本番だ



蒼汁は、配信する

それこそが彼の真の姿 "頂点配信者アオジール"




ここまでが、私の追った蒼汁という男の記録だ。

しかしこの記録を読んで、彼のすべてを知った気になってはいけない。

"男子三日会わざれば刮目して見よ"

そう、彼は成長を続けている。

最新の蒼汁は、常に配信の中にいるのだ。



蒼汁 Twitter
   Mildom Twitch
   YouTube
   instagram

【前編/2019下半期】蒼汁配信譚 ~さて、こんな話がある~

さて、こんな話がある

遥か太古より配信し、夢見る暇もなく戦う男

そいつが高らかに歌い始めた

小田原の地で今日という日を待っていたのさ…



そいつの声は猛毒さ 耳にしたら最後

正気ではいられない

配信を開いてお祝いするかい?

そう、福音を鳴らすのはあんたの仕事だよ…


蒼汁さん26歳の誕生日おめでとうございます。

前編では25歳の誕生日から2019年の終わりまでを振り返ります。
去年のブログのタイトルは「激動の1年間を振り返る」でしたが、25~26歳までの蒼汁も数多くのイベントを経験しました。
読みやすさを優先し詳細を割愛した項目もあります。もし気になるならば配信上で直接本人にそのエピソードを聞くのもいいでしょう。

前置きはこのあたりにして、そろそろ緞帳を上げましょう。

今宵の出し物は、配信にその身を捧げた男の物語...


2019年下半期の蒼汁

7/13 蒼汁25歳の誕生日

 蒼汁という男がこの世に生を享けてから四半世紀の時を経たのは一年前の7月13日だった。
SNS上や欲しいものリストからのギフトなどで多くの人から祝福を受けた蒼汁。


奇しくも同じ日、蒼汁と共演したこともある著名なプレイヤーの失踪騒動がハースストーン界隈を駆け巡った。

7/14 グランドマスターズseason1 閉幕

 アジア地域のグランドマスター実況解説を担当していた蒼汁だが、プレーオフ勝戦を残しシーズン1での蒼汁の実況解説としての出番を終えた。
アジア地域の決勝に残ったのは日本のAlutemu選手vs韓国のSurrender選手 ゲームカウント3-1でSurrender選手が勝利しブリズコンへの切符をつかんだ。

7/20 マスターズブカレスト予選 初めてのベスト8から優勝しブカレスト行きを決める。

ルーマニアブカレストで行われるマスターズツアーの権利を手に入れることが出来るマスターズ予選#35にて蒼汁が優勝。
この時のマスターズ予選はスペシャリスト方式であり蒼汁が持ち込んだのは当時ラダーでも猛威を奮っていたサイクロンメイジであった。

8/2 突撃!探検同盟 セオリークラフト配信

 日本時間では2019年8月7日にリリースされた新拡張「突撃!探検同盟」の選ばれた配信者が招待される先行試遊「セオリークラフト」に蒼汁も参加。
同じく日本から招待されたのはyucco氏,zico39氏,せんとす氏であった。

蒼汁視点のセオリークラフトの様子はYouTubeにてアーカイブが挙げられている。

youtu.be

8/6 ウルドゥム・インビテーショナル 悪党同盟メンバーとして参加

 セオリークラフトに続き、違った形の先行試遊イベント「ウルドゥム・インビテーショナル」にも参加。
ハースストーン・ドラゴン年の拡張「爆誕!悪党同盟」「突撃!探検同盟」になぞらえて悪党同盟と探検同盟に分かれたチーム戦形式。蒼汁は悪党同盟側、同じく日本のストリーマーとして招待されたyucco氏は探検同盟側に割り当てられた。

1人BO5を3戦し勝利数で競うルール、蒼汁の個人戦績は3戦全勝(ゲームカウント6-1) 蒼汁の貢献もあり、悪党同盟チームが勝利した。

8/11 ahirun cup#6 解説

8/16~18 マスターズソウル出場

 6月に行われたマスターズ予選にて権利を獲得し、韓国のソウルで行われたマスターズ大会に参加。※詳しくは去年のブログを参照されたし。
【25歳おめでとう】蒼汁 激動の1年間を振り返る・後編(2019上半期) - denchiの清楚系ブログ
 day1は4勝3敗でギリギリのday2へ進出。day2は3連敗で敗退となった。
ローグ対策に重きを置いた構成でローグに当たることが出来なかったという蒼汁。その不運を取り返すためか、彼はその足で明洞のカジノへと向かっていった。

世界中の強豪HSプレイヤーがソウルに集結したこの大会。蒼汁はSNSやゲーム上の対戦で交流があった韓国の有名プレイヤー達とリアルで顔を合わせた。

写真左は蒼汁配信のチャットでおなじみのpuksinくん 手作りのプラカードを掲げて蒼汁と同じく日本から参加したARAI選手を歓迎した。

8/23 グランドマスターズseason2開幕 実況解説

 ハースストーン競技シーンの新たな試み、グランドマスターズの新シーズンが開幕。
日本からは引き続きAlutemu選手、glory選手がアジア太平洋地域のグランドマスターとして出場した。
日本語配信キャスターもメンツは変わらず蒼汁、おやつ氏、せんとす氏、gundamFlame氏の4名がローテーションで担当した。

9/22 ゼルダの伝説 夢を見る島配信開始 クレーンゲームのツイートがちょっとバズる

歴史を変えるテクニック(再現性があるかは不明)の配信切り抜きツイートは300RT以上の大反響を得た。

10/3 iPhone11Pro 購入
10/12 台風19号小田原上陸

10/18~20 マスターズブカレスト出場

 ルーマニアブカレストで行われたマスターズ予選に蒼汁も出場した。日本からルーマニアまでは直行便がないため、カタールドーハ国際空港で飛行機を乗り継いでの現地入り 空港の睡眠スペースでの待ち時間で映画「ターミナル」の主人公気分を味わったようだ。

day1 3勝2敗、day2 3勝1敗の通算6勝3敗の好成績でマネーフィニッシュ 1500ドルを勝ち取った。
大会以外の空き時間は、ブカレストを観光したり、他の日本人選手の部屋に入り浸ったりと楽しんだようだ。

10/26 ahirun cupきのこvsたけのこ きのこ派選手として出場

 ハースストーン界随一の情報屋でありイベンターでもあるahirun氏がネット界隈の根深い論争にハースストーンで決着を付けようと企画した、「ahirun cup ~きのこvsたけのこ~」がこの日行われた。

かねてよりきのこ派を公言していた蒼汁はアーリントン予選の合間を縫ってきのこ派の尖兵として出場。
3回戦でたけのこ派急先鋒のwilbell氏に後塵を拝す。 大会は蒼汁を下したwilbell氏が以降も勝ち進み優勝した。

10/27 炉端祭り参戦

11/1 マスターズアーリントン予選 ドラゴンボールルートで権利獲得


NA地域のマスターズツアーはアメリカ・アーリントンで行われた。
ベスト8を5回達成するいわゆるドラゴンボールルートでソウル、ブカレストに続き権利獲得した。

11/2.3 グランドマスター勝戦 日本語キャスター

 各地域のグランドマスターシーズン1・2の優勝者で2019年シーズンの王座を賭けて戦うグランドマスター勝戦がBlizzcon会場で2日間をまたいで行われた。
日本語キャスターとして登用されたのは蒼汁、ふぁんだむ氏、ふびらい氏、おやつ氏の4人
中国の女性プレイヤーLiooon選手が2019年の年間チャンピオンに輝いた。

11/5 バトルグラウンドオープンベータ開始 狂ったように回し続ける
11/14 ポケモン盾配信開始

11/27 instagram開始

ハースストーン界のおしゃれ大臣 蒼汁がついにinstagramアカウントを開設。
IDはTwitterと同じで@aojiru2581 instagramアカウントを持ってる人はフォローしてTwitterとは違う角度の蒼汁情報を手に入れよう!

12/5 激闘!ドラゴン大決戦 セオリークラフト配信

 ドラゴン年最後の拡張である「激闘!ドラゴン大決戦」の先行試遊配信に蒼汁が招待された。
蒼汁以外ではbeerbrick(ahirun氏,0氏)、おやつ氏、せんとす氏が招待された。

蒼汁視点のセオリークラフトの様子はYouTubeにてアーカイブが挙げられている。

youtu.be

12/10 蒼汁レジェンド予想コンテスト "金レジェ"をトレンド入りさせる男

12/14 TwitchJapanの船上忘年会に参加

 11月27日、Twitchパートナー宛に船上忘年会のお誘いが届いた。蒼汁は即座に参加希望の旨を返信した。
当日、盟友のおやつ氏、Ombre氏とフォーマルなジャケットに身を包み船上パーティーに参加。下戸で有名な蒼汁だが、この夜はシャンパンを多分に嗜み、配信上では交わることの少ない他のゲーム界隈の配信者との交流を楽しんだようだ。

12/15 ブリザードウィンターパーティ ゲストとして参加

 連日のイベント参加 この日は日本のBlizzardタイトルファンをもてなすためのイベント、「ブリザードウィンターパーティ2019」にハースストーンゲストとして日本のグランドマスターAlutemu氏、Glory氏とともに参加。
このイベントは総合MCとしてシンイチロォ氏もキャスティングされ、蒼汁とは久しぶりの共演となった。
ハースストーンブースでは個人のクライアントでは実装されていないバトルグラウンドの8人カスタムバトルやGM2人との対戦が楽しめた。

12/17 高熱を出す

12/19 車のタイヤに釘を刺される 犯人不明

 2日連続のイベント参加、そして週末のマスターズ予選参加などの多忙なスケジュールで免疫が弱っていたのか、17日に高熱でダウン。
時を同じくして二日間同じイベントに同行したおやつ氏も高熱で配信を休んでいたことから、どちらかのイベントで病原を貰ったのではという説があがった。

 蒼汁の熱は早々に収束したものの、19日には愛車のタイヤに釘を刺されていることが判明。食料を買い出しに行こうとした矢先パンクしていることに気が付いたようだ。
犯人は不明。12月17~19にかけて泣きっ面にハチという言葉を体現したような3日間となった。

12/25 大塚食品e3から提供を受けBG配信

 ボンカレークリスタルガイザー、マッチなどの看板商品で知られる大塚食品から"BRAIN SPORTS DRINK"と銘打って発売されたe3。 東大卒格闘ゲーマーのときど氏出演の動画広告をTwitchなどで見たことのある人も多いのではないだろうか。
今回蒼汁がこのe3にスポンサードされ、3時間ほどバトルグラウンド配信をいつものTwitchチャンネルにて行った。

当初はAmazonのみの販売だったe3だが、4/20から全国で店頭展開されている。

12/27 RED ONE忘年会

オフィスに寿司職人を招いての豪華な忘年会だったようだが、後半ほとんど寝てたらしい。

12/28 beerbrick主催 ハースストーン最強タッグトーナメント実況
12/31 マッチョでポン配信
12/31 夏色ハイスクル★青春白書~転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方 配信


2019年4月にRED ONEとプロストリーマー契約を結んだ蒼汁。2018年の同時期と比べても、ハースストーン関連のイベントの出演頻度が増えたように感じました。
また、自由時間が増えたことでハースストーン以外のゲーム配信タイトル数も増えました。

後編は2020年上半期の蒼汁をプレイバック!


なぁに、心配無用だ ただのおとぎ話さ

そう、題名は"蒼汁の生誕"

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【25歳おめでとう】蒼汁 激動の1年間を振り返る・後編(2019上半期)

前編では2018下半期の蒼汁を振り返りました。
ここからは2019年。新年の目標を毎年"がんばらない"と言ってごまかしている蒼汁がこの半年でどうなったのか振り返っていきましょう。

2019年上半期

1/12,13 第4回ハースストーングランプリ解説

 年初恒例ハースゲーマーズ主催の招待制大会ハースストーングランプリのメイン配信解説を担当。
選手、実況解説ともに投票によって選ばれた人のみが参加できるこの大会において、
蒼汁は選手部門3位(841票)実況解説部門1位(624票)となる得票数で界隈での人気知名度の高さを実証した。

選手、実況解説両方で当選した場合は本人がどちらかを選択することになるが、蒼汁は実況解説を選択した。
キャスターとしてコンビを組んだのは、公式実況でもおなじみのシンイチロォ氏。
何度もコンビを組んでいるだけあって、ゆとりのある実況解説を二日間演じ切ってみせた。...と思いきやウイニングランでつまづくのが蒼汁という男である。
Twitchクリップ Twitch

1/26,27 冬季アジアプレーオフ出場

 ポイント制最後の大会となる冬季プレーオフが始まり、蒼汁も選手として参加した。
蒼汁が持ち込んだデッキはメックトゥーンウォーロック、クローンプリースト、ハイブリッドハンター、タイガーシュートパラディンというアンチコントロールのラインアップ

スイスドローラウンドを5勝2敗の6位で終え、ダブルエリミネーショングループBに進出する。 ダブルエリミネーション一回戦は韓国のDefinition選手に敗れ、ルーザーズで同じく韓国のcocosasa選手に勝利。
ベトナムのTyler選手と世界シーズン選手権に進出できる最後の1枠を賭けて争うこととなった。
蒼汁はこの大会中、スイスラウンド4戦目ですでにTyler選手と対戦し、勝利をおさめていた。グループAでベスト4を決めたTansoku選手に続く日本人二人目の世界大会進出になるかと蒼汁には期待が寄せられた。
結果は3-1でTyler選手の勝利。蒼汁の挑戦はベスト6で幕を閉じた。

この結果により蒼汁には通称"金バック"と呼ばれる公式大会上位入賞者のみが所有できるカードバック"ゴールデンセレブレーション"が授与された。

大会終了後、蒼汁は大会を振り返りこうツイートした。

一見敗北を潔く受け入れるかっこいいツイートだが、Twitterの翻訳機能により英訳すると「手痛く負けた」の部分がなぜか"painful handjob"(意味は自分で調べてね)と翻訳され、
海外のプレイヤー、実況者の誤解を招くこととなってしまった。(程無くして正しい英訳文をrikapi氏が投稿し誤解は晴れたが、しばらくは配信でネタにされ続けた。)
彼が大舞台で世界の強豪としのぎを削り結果を残したことに感動させられたのは確かだ。だが、ただの強いかっこいい男というだけでは終わらず最後にオチが付くあたり蒼汁という男はやはり何か持っているなと思わせられる出来事であった...

2/12 青汁王子、逮捕

 蒼汁本人の話ではないのだが、メディアへの露出も多かった青汁王子と呼ばれる会社経営者が脱税で逮捕されたニュースがHS界隈でも話題となった。
というのも配信者の蒼汁が配信中に冗談で「脱税最高!」とたびたび口にしていたからである。
偶然の産物であり蒼汁自身には何の落ち度もない事柄だが、このネタに蒼汁リスナーが食いつかないはずもなく、しばらくは蒼汁王子、脱税イジりが続いた。

3/22 隻狼配信 70時間かけ一つ目のエンディングを達成

 フロム・ソフトウェアの新作ゲーム 隻狼SEKIRO:Shadows Die Twiceを配信にてプレイ。
フロム・ソフトウェアと言えば高難度のアクション、複数エンディングで有名である。発売日の夜からストーリーを進め約70時間かけて一つ目のエンディングに到達。
アーカイブを残してくれとの声も多く、本人も「アーカイブ残すか~」と言っていたが結局残しておらず期限切れで現在録画を視聴することはできない。

4/1 RED ONEとストリーマー契約

 多くの人にとってこの出来事は寝耳に水だったに違いない。4月1日の昼過ぎ、蒼汁とRED ONEの社長Yanaken氏が同時に蒼汁のRED ONE入りのニュースを伝えた。

RED ONE、蒼汁氏とのストリーマー契約のお知らせ|株式会社RED ONEのプレスリリース

これまで一般企業に勤めながら空き時間を使って配信をしていた蒼汁であったが、RED ONEの一員としてサポートを受けながら配信を仕事にすることとなった。
RED ONEの同僚には、ハースストーン界隈でもおなじみのYanaken社長をはじめ、ドラクエライバルズをメインに活躍するトシ氏、カードゲーム全般のご意見番的立ち位置のちょもす氏など個性的な面々が揃っている。

この日のツイートで蒼汁は「今年は超挑戦の年にする」と改めて目標を掲げた。
年末年始の配信では「来年(今年)の目標は?」と聞かれるたびに「がんばらない」「現状維持」などと答える蒼汁が"超挑戦"という至極前向きなワードを使ったことから真剣さが窺える。
もしくはただ単に体のいい言葉として選んだだけか
配信業一本に絞ったことで、ストリーマー・キャスターとしてだけでなく選手としての活躍、イベントへの露出が増えることも期待できる。
これからも"超挑戦"の蒼汁を視聴者として追い続けていきたい。

4/9 YouTubeチャンネル開設

 4月9日の夜、YouTubeチャンネルを開設した旨をツイート。
1本目の動画は顔出しで簡単な自己紹介をする短い動画。そして同日のうちにマリゴスローグの動画を投稿。
開設から今までの蒼汁YouTubeチャンネルの動画を大まかに分けると

  • 一つのデッキを用いた対戦動画
  • Twitch配信のハイライト
  • ハースストーン関連の最新情報の解説
    の三種類に分けることができる。

ハースストーン関連の最新情報(新拡張、カードの調整など)動画は、情報が出てすぐに動画を撮りはじめその日の朝には動画化して投稿するというスタイルを確立しつつあり、情報解禁から投稿までの早さを自ら「歩く流星群」と例えている。
ネーミングセンスはさておき、この二つ名は根付きつつあるようで、公式が大きな発表をした際には「流星群早くしろ」と動画化を急かすツイートも散見される。

4/14~18 0から始めるレジェンド企画

 日本Blizzardの悪党同盟リリース記念イベント「春だ!爆誕プレゼントキャンペーン」の企画内にて、蒼汁がストリーマー代表の一人として抜擢された。
企画内容は「ハースストーン新規アカウントを作成し資産のない状態からレジェンドを目指す様子をTwitchで配信する」というもの。
4月14日の13時にランク50からラダーをスタートし、初日にランク13まで到達。
翌日からも配信上にて順調にランクを上げていき、5日目の4月18日にレジェンドに達成した。
企画スタートからレジェンド達成までの道筋や、各ランク帯での使用デッキは下のダイジェスト動画から見ることができる。

youtu.be

4/25~28 世界選手権実況解説

 ハースストーン2018~2019シーズンの世界王者を決める戦い「HCT World Championship 2019」が4月25日に開幕。
日本語チャンネルのキャスター陣は蒼汁,シンイチロォ,oyatsu,ふぁんだむ,イケビー,テンペスト
蒼汁とふぁんだむ氏は4日間すべて出演というハードなスケジュールが組まれた。

スタンダード環境がドラゴン年にローテーションし初めてのHCT大会となった世界選手権。
選手だけでなくキャスター陣にとっても、環境を短い期間で把握しなければならない難しいタイミングの大会であったが、日本キャスター陣は見事に大舞台の実況解説を成し遂げた。

決勝で対戦したのはHunterace選手とViper選手。2018年コンスタントに結果を出し続けてきた両選手が決勝まで駒を進めたのは何の不思議もなかった。
一年を締めくくる最高峰のBO5、日本語配信のキャスターを務めたのは実況・ふぁんだむ 解説・蒼汁。2-2までもつれこむ息もつかせぬゲーム展開、制したのはHunterace選手だった。

優勝トロフィーの授与が行われ、配信の締めくくり。感極まった蒼汁は"またしても"ウイニングランでつまづいてしまう。
TwitchクリップTwitch

5/17~ グランドマスターズ実況解説

 ハースストーン競技シーンの新たな試み、グランドマスター大会が5月17日からスタートした。
日本からグランドマスターに選ばれたのは2018-19シーズンで大活躍したAlutemu選手とglory選手。
この大会はほぼ毎週金曜~日曜に試合配信が行われ、日本語配信のキャスターは基本的に蒼汁、せんとす、おやつ、gundamflameの4名がローテーションで担当。
7月12日現在、アジア地域ではAlutemu選手がすでにディビジョン1位通過を決めている。

6/1 小田原市出身のプロストリーマーとして地元紙に取り上げられる

ゲーム界のプロ選手誕生 小田原市の古谷さん | 小田原・箱根・湯河原・真鶴 | タウンニュース
またしても寝耳に水な出来事。蒼汁が小田原市の古谷さんとしてタウンニュースの記事に掲載された。
この記事に対しての界隈の反応は大きく分けて4つ

  1. 地元紙に取り上げられるとはすごいな蒼汁
  2. 本名公開!?
  3. 24歳!?
  4. この写真、なんで負けてるのにドヤ顔してるんだ

椅子に腰掛けカメラに目線を向けている記事のトップ画像、非常にスマートな印象を持たせる写真だが、奥のモニターをよくよく見てほしい。
手前側のヒーローは爆発しているのだ。
それを知ってから改めて写真の蒼汁の表情を見ると、心なしか悲しい表情にも見える。

蒼汁が取材を受けるに至った経緯は、前述のRED ONEのプレスリリースが記者の目に留まったことがきっかけだったそうだ。

本人曰く、本名イジりはそれほど嫌ではないがTPOと節度をわきまえてほしいとのこと。
蒼汁は実況解説で公式配信にも多く出演しているが、本名の話題は蒼汁の個人配信であいさつ程度に留めるよう心がけよう。

6/8 マスターズ予選ベスト8を6回達成し、マスターズソウルへの参加資格を得る

 8月16~18日にソウルで開催されるマスターズツアーへの参加資格を得るための大会マスターズ予選にて、ベスト8を6回達成。
いわゆるドラゴンボールルートでソウル行きの切符を手にした。
マスターズ予選は2019年4月からハースストーン競技シーンの主なフォーマットとなったスペシャリスト形式が採用されている。

蒼汁はソウル予選一発目からスイスラウンドを突破するも決勝で敗れ準優勝で終わってしまう。
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コラム:蒼汁Twitterのbioは不定期で更新されているのでこまめにチェックしよう
   上の写真はマスターズ予選決勝で敗れた後に更新された。

5月16日にBlizzardからマスターズツアーへの参加資格に関する変更が発表され、マスターズ予選ベスト8を6回達成したプレイヤーにも参加資格が与えられるようになった。
蒼汁はアジア・NAの予選大会参加を重ね6月8日のマスターズソウル予選#139にて期間中6回目のベスト8を達成。最後にスイスラウンド抜けに導いたのは爆弾ウォリアーだった。

多くの日本人プレイヤーが出場するマスターズツアーソウルは8月16日に開幕する。
もちろん配信もあるのでそれぞれのお気に入り選手を応援しよう!

2019年7月13日 蒼汁25歳の誕生日

 ハッピーバースデイ蒼汁 これからも体調と糖質の取りすぎに気を付けながら配信・動画投稿・パチスロを引き続きがんばってください!
そしてもし自叙伝を出版する予定がありましたら是非僕にも声をかけてください。帯の一言コメント、ゴーストライターAmazonレビューの水増しなんでもやります!!

2019上半期の振り返り、いかがだったでしょうか?
ハースストーンというゲームもこの1年で多くの革新がもたらされたように、蒼汁もこれだけ多くのイベントを一年で体験しているのだなと書いていて改めて思いました。
配信者という特殊な肩書きで名が通っているからこそ、こうやった"他叙伝"的なブログが成立するんだなとも思ったりしました。

前のブログで書いたこと、蒼汁はいずれ世界を獲る男であるという僕の持論に揺らぎはありません。そしてその"いずれ"は日に日に近づいているように感じます。
その"いずれ"を良い状態で迎えるために、体にはくれぐれも気を遣ってください。これは一視聴者としてのお願いです。

前回のブログから一年弱、蒼汁配信に辿り着いてから3年。やはりまだ蒼汁と直接対面できていない。本当の意味での邂逅を果たすのはいつになるのでしょうか。

それでは2020年の7月13日にまたお会いしましょう。アディオス!

【25歳おめでとう】蒼汁 激動の1年間を振り返る・前編(2018下半期)

蒼汁さん25歳の誕生日おめでとうございます。
前回の紹介記事 いずれ世界を獲る男 蒼汁 - denchiの清楚系ブログ から一年弱。

今回の記事では、蒼汁という男が本当に世界を獲りうる器の持ち主なのか、2018年下半期~2019年上半期を振り返りながら再考していくといった趣旨となります。
名前は知ってるけど蒼汁さんってどういう人なの...?と思っている方は上のリンクから前回の記事もぜひ読んでみてください。

前編では2018年下半期"ストリーマー蒼汁"が辿った軌跡を端的にまとめました。
平成最後の秋~冬、蒼汁はどんなアクションを起こしたのか、またどんな災難に見舞われたのか..見ていきましょう。

2018年8月~

8月~ 配信の基盤をTwitchに移す

 これまで主にニコニコ生放送にてハースストーン配信を行っていた蒼汁だが、Twitchパートナーになったのを契機に徐々に配信基盤をTwitchに移行していく。 現在はハースストーンに限らず配信全般をTwitchにて行っている。

8月 奇数ウォリアーでアジアラダー上位をキープ

 8月の拡張"博士のメカメカ大作戦"リリースにて大きく強化されたデッキである奇数ウォリアーを武器にアジアのラダーで一桁順位をキープし続け、畏れ多くもJapanese Fibonacci1を名乗る。
ちなみにFibonacci選手自身は奇数ウォリアーをあまり好んで使っておらず、"自称"Japanese Fibonacciという二つ名には多くのツッコミが入った。

9/1 ハースゲーマーズ主催 PRIDE MATCH奇数ウォリアーのスペシャリストとしてMachamp(現:Alutemu)選手のクエストローグと対戦2

 環境デッキのスペシャリスト同士が対決し、各々のデッキと誇りをかけて対決するというハースゲーマーズ主催の対戦企画"PRIDE MATCH"に奇数ウォリアーのスペシャリストとして参加する。
奇数ウォリアーで好成績を残していた8月のラダー配信にて、蒼汁は幾度もクエストローグを打ち負かし「クエストローグは有利マッチ!」とまで言い切っていた。
(HS Replayのレジェンド帯データによると奇数ウォリアー側の勝率は17%)

対するクエストローグ側 Machamp選手3も名手であるとともに、相対するデッキの奇数ウォリアーに関する知識、経験も豊富であった。
相性差が顕著なデッキ同士の対決であるため、6本勝負・奇数ウォリアー側が2勝すれば蒼汁の勝ちという変則的なルールにより行われた。

6回の対戦の末、クエストローグ5-1奇数ウォリアーで蒼汁は敗北となったが、前述の勝率通りの結果といえるだろう。

9/7 肺気胸で緊急搬送、その後入院へ

 2018年9月7日21時54分 突然の胸の痛みで救急車に運ばれたとツイート。蒼汁の不摂生な生活は視聴者にとっては周知の事実であったため、心配の声が飛び交った。原因は肺気胸。決定していたハースストーン秋季プレーオフ実況解説の仕事を休まざるを得ない状況に追い込まれた。
9月11日 再検査のため病院へ赴き、入院を告げられる。普段の倍のツイート量が入院生活で暇を持て余していたことを物語っている。
9月13日 退院。長ければ2週間と言われていた入院生活だったが想定以上に快復が早かったためスピード退院をする運びとなった。

退院後も経過観察のため通院していた彼は病院でのラダーに味気無さを感じたのか、僕に怪文章を送り付けてくることもあった。

11月~12月 異動に伴うニート期間 詳細不明 朝方から夕方までぶっ通し配信を続ける

 後述の転職に伴う準備期間と本人は説明しているが詳細は伏せられている。いつ開いても大体ラダーまわしているなこの人...という状態がひと月ほど続いた。

11/2 ブリズコンに招待されアナハイム

 ハースゲーマーズ管理人のはるか氏と共にBlizzard社から招待されBlizzcon4の会場があるカリフォルニア州アナハイムへと赴く。
Blizzard社の広場でキャラクターを模した像と写真を撮ったり、WarCraft,OverWatchのキャラクターの恰好をしたコスプレイヤーと写真を撮ったり、現地でしか買えないグッズをお土産として買いこんだり、かなり楽しんでいた様子であった。
イベント中には会場からの生配信もあり、現地の雰囲気をはるか氏と共に伝えていた。

11/10 BeerBrick主催で蒼汁快気祝いBBQが開催される

 突然の肺気胸から2か月、病床の蒼汁がahirun氏に対し送ったリプライ「BBQやりたい!!」というわがままが実現し、BeerBrick主催によるBBQが東京お台場にて開催された。
しかし当日、主役であるはずの蒼汁がまさかの遅刻。快気祝いのため遠方から来た参加者も待たせる男、さすがである。

蒼汁は参加者に配るためのブリズコンのお土産を持参し、じゃんけんによる争奪戦が行われた。ほぼ全員に行き渡ったようだが、参加者の一人 B787氏はじゃんけんで負け続けお土産を貰いそびれたようである。
BBQ自体はというと、HS関連のイベントを何度も開催しているBeerBrickが主催ということもありつつがなく終了したようだ。 僕も参加したかった

11/16 ハースストーンワールド公開収録にゲストとして出演

 ハースストーン公式によるTwitchの配信コンテンツ、ハースストーンワールドの初めての公開収録にゲストの一人として出演
番組内容は、司会のせんとす氏,Yucco氏,ゲスト10名が三人一組で4チーム5に分かれ、ハースストーンのチーム対抗戦(勝ち抜き戦)を行うというもの。

蒼汁は3104氏、zico氏とともにストリーマーチームを組む。初戦はチャンピオンチーム(hinaya選手,mattun選手,シンイチロォ選手)と対戦し勝利。
勝戦では人気プレイヤーチーム(nukesaku選手,zarathustra選手,テンペスト選手)と対戦、蒼汁は0-2の不利な状況で大将として登場。相手チームの先鋒zarathustra選手を破るも、
次鋒nukesaku選手とのハンターミラーに敗れ、チームとしては準優勝で対抗戦を終える。
3104氏との不仲説がにわかに囁かれていた(?)が配信上では談笑したり、集合する場面では蒼汁が3104氏の肩に手を置くなど不仲説を払拭するような場面が垣間見られた。

配信アーカイブはこちら https://www.twitch.tv/videos/336538489

12/7 ラダーポイント36ptで冬季アジアプレーオフ出場の権利をつかみ取る

 11月のラダーランキングが発表され、蒼汁の36ポイントが確定し地域上位64名が参加できるプレーオフ出場を決めた。
酒場のヒーロー枠で出場した2017年冬季プレーオフ以来の出場であり、「次は酒場のヒーロー枠じゃなくポイントを積み立てて出たい」と口にした言葉をポイント制廃止前最後のプレーオフで有言実行した形となった。
ちなみに2017年の出場時にはバトルタグ”執念の蒼汁”(しゅうねんのあおじる)が海外配信にて間違われ"SHUEN NO AOJIRU"と記載されるといったハプニングがあった。

前編では2018年下半期の蒼汁を振り返りました。
一視聴者の僕が第三者の目線でこれほど書き起こすことがあることからも、いかに彼が濃密な半年間を過ごしてきたかわかりますね。
後編では2019年上半期の出来事を振り返ります。


  1. Fibonacci カナダ出身のハースストーンプレイヤー ウォリアーのランク戦勝利数は5桁に達するほどのウォリアー愛好家 プレーオフ出場経験も多数。不定期でTwitch配信も行っている

  2. PRIDE MATCHのリンク 【PRIDE MATCH】-変則六本勝負- 蒼汁 奇数ウォリアーvs Machamp クエストローグ - ハースストーンデッキ検索 HearthGamers

  3. Machamp 日本在住のハースストーンプレイヤー まちゃぽんの愛称で親しまれている。 2019年にバトルタグをAlutemuに変更。(本人曰く呼び方はMachampのままでも構わないとのこと) 現在行われているグランドマスター大会にアジア太平洋地域の選手の一人として参加している。

  4. Blizzcon Blizzard Entertainmentが毎年開催するファンイベント。 Blizzard社のゲームの新情報発表や大会が現地で行われた。 Blizzcon2018ではHearthStone Global Gamesの決勝やOverWatch World Cupが行われた。

  5. ハースストーンワールドチーム(せんとす,Yucco,tredsred) チャンピオンチーム(hinaya,mattun,シンイチロォ) ストリーマーチーム(蒼汁,3104,zico) 人気プレイヤーチーム(nukesaku,zarathustra,テンペスト) 敬称略

いずれ世界を獲る男 蒼汁

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いずれ世界を獲る男 蒼汁。何で世界を獲るのかはわからないし、もしかしたらもう彼は世界を獲っているのかもしれない。そんな彼について、蒼汁ファンボーイの一人の僕が知っていることを書ける範囲で書いていく。

 

 邂逅

僕がハースストーンを始めるきっかけは当時見ていたポケモン生主だが、ハースストーンにハマるきっかけは間違いなく蒼汁さんである。ポケモンタグでめぼしい配信がなかった時に気まぐれで検索したハースストーンタグで辿り着いたのが蒼汁配信だった。当時は今と違いアリーナをメインで配信していた。

旧神のささやきがリリースされて一か月するかしないかの頃、蒼汁が配信で使っていたのはヨグトークドルイドだった。今では悪名高いナーフ前ヨグサロンだが、リリース当初はネタレジェンド扱いを受けていた。

ラダーでの一戦、相手のヒーローになぎ払いを打てば勝ちの場面でリスナーに煽られ「ヨグサロン行っちゃう?」とヨグサロンを召喚した。相手を回復し、味方の盤面を壊し、ハチャメチャに去っていったヨグサロン。勝ち取っていたはずの星を落とし、笑うしかない蒼汁。この光景が僕のハースストーンの原点と言って過言ではない。

 実況解説を務める蒼汁です

そんな蒼汁も今やハースストーンの実況解説として欠かせない存在となっている。実況では、見ている人とシンクロしているかのようなリアクションをとりつつも、彼にしかできない洒落た言い回しで試合の流れを言葉にする。

僕の個人的に好きな言い回しは、(どの大会のどの試合かは忘れたが)鎧職人で大量の装甲を得た時の

「危機的状況からのペレストロイカとなるこの鎧職人!」

2017夏季世界選手権ダブルエリミネーション崖っぷちの一戦に挑むuya選手に

「uya選手がuya選手であることを証明すれば勝てます」(有名なオリンピック実況のオマージュ)

ちなみに蒼汁は「実況いい声だね」というコメントを見たいがために実況中もTwitchのコメント欄をたまにチラ見しているらしい。

解説ではマッチアップの有利不利、肝となるカード、発見などのランダム要素で戦況がひっくり返る可能性などを、落ち着いたトーンで伝えてくれる。直近の大会では、戦績データを蓄積するサイトとプレイヤーの持ち込んだデッキリストを照らし合わせてどちらに分があるか、どのデッキがBANされる可能性が高いかの予習も欠かさない。最近では彼の口走ったカードがトップから引かれることが多く(蒼汁が「究極の侵蝕を引かなければ...」と言った次のターンにプレイヤーがトップで究極の侵蝕を引く など)、蒼汁は言霊使いなのでは?という説も浮上している。この言霊が日本選手の不利に働くこともしばしばあるため、「公式解説から蒼汁をBANしろ」との声もあるとかないとか。

 蒼汁配信ってこわくな~い?

蒼汁は現在Twitchをメインに個人配信もしている。主にハースストーンで、ゼルダの伝説やFortnite,PUBG,雑談スロット配信もやっている。手っ取り早く雰囲気を知りたい人のためにいくつかTwitchのクリップを最後の方に貼っておく。

ハースストーン配信ではアグロデッキからコントロール、コンボデッキまで幅広く使っている。ラダーでは毎月上旬か中旬にはレジェンドに到達しレジェ到達後もラダーを回し続けている。既存のデッキタイプをベースにメタに合わせて組み替えることが得意で、ウィッチウッド初期に彼がレジェンド1位到達した奇数ローグは海外プレイヤーのDog選手からも高い評価を受けた。

ハースストーン配信ではデッキやプレイに関する質問には答えられる範囲で答えている。劣勢の試合を強いられ、リスナーの多くに「これもう厳しくね?」と言われても、彼には彼にしか見えない勝ち筋が見えている。誰もがこれ負けだろと思った試合を何度も勝ち試合に変えてきたのを僕は目撃している。その度に蒼汁ってやっぱかっけぇなと思わせられるのだが、一方でありえないぐらい初歩的なミスをしてしまい恥ずかしコンシードをすることもしばしば。かっこよさも茶目っ気も兼ね備えた配信者気質、と言えば聞こえはよいだろうか。

音響まわりはかなりこだわりがあるらしく、蒼汁のいい声だけでなく、たまに披露する萌え声や台パンの音もキレイに聞こえる。また、よく配信中にお湯を沸かしてコーヒーを淹れているため、ティファールでお湯を沸かすぐつぐつといった音も耳を澄ますと聞き取ることができる。ピーと鳴ったら「お湯沸いたよ」とコメントして知らせてあげよう。

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 aojiruFriedEgg

蒼汁といえば、その奇異な食の嗜好がたびたび話題に上がる。代表例は「目玉焼きにケチャップ」これがきっかけで"ケチャ","ケチャ汁"などのニックネームが定着した。他にも、「塩ラーメンはお湯」「餅は何も付けずに食べる」「おでんの大根はTier4」「俺の配信でチョコミント以外のアイスをおすすめするのはプレミ」などなかなか理解されない食のこだわりが見られる。ニコ生時代は30分まるまる使ってゲームもせず寿司について語る配信をすることもあった。苦手な食べ物に関して「ほんとにおいしい○○食べたことないんだw」と言われると腹立つらしい。

 青じゃなくて蒼

配信中の話題はアニメ、パチスロ、コンビニスイーツなどが多い。最近ではスロットで勝った負けたの報告から配信が始まるのがデフォ。毎週のように休日は朝からスロットに並ぶが「自分はそこまでスロカスじゃない」...らしい。~~の演出が熱い!など語りだすと長いので、むやみに好きな台とか聞かないよう気を付けよう。

僕が見始めるずっと前、ハースストーン日本語化以前は蒼汁は東方シリーズなどの配信をしていた。当時の様子はニコニコ大百科に細かく記されている。

蒼汁(co310587)とは (アオジルとは) - ニコニコ大百科

蒼汁の配信を見始めてから2年、僕の思う蒼汁の魅力を端的に表現する言葉が最近頭に浮かんだ。『"クラスに一人はいる面白いやつ"と"学年に一人いるかどうかのやばいやつ"のちょうどいい間を走っている』それが僕から見た"蒼汁"である。ここまで熱く語ってきたが、僕はまだ蒼汁に直接会ったことはない。本当の意味での邂逅を果たすのはいつになるのだろうか。

ここまで読んでくれた中にそんな人はいないと思うが、「蒼汁って誰だよ」って人はまずこのオシャレなTwitterをチェックしよう!
twitter.com

蒼汁は自他共に認めるエゴサ大好きマンである。Twitterで蒼汁のことを褒めたいとき、けなしたいときは「青汁」ではなくしっかりと「蒼汁」と表記してツイートしよう!

↓配信のクリップはここから↓ ※埋め込みできなかったので別ウィンドウで開いてください

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HCT Tokyoについて

7/28,29に東京で行われるHCT Tokyo ツアーストップ ブラケットとデッキリストが公開され、選手達が次々と東京へと集まってきている。オフラインの決勝に進んだ16名の選手はいずれもオンラインの予選で200名近くの競合を抑えて勝ち上がってきた強者である。

6/30~7/1の二日にわたって行われたHCT Tokyoツアーストップの日本予選

僕もその予選に出場した一人だった。結果から言うと、ベスト8 東京行きの切符をあと一歩のところで取り損ねた。

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予選に持ち込んだ4デッキ、それぞれの戦績はこちら

4H1Bの経験が浅く、当時の環境を席捲していた挑発ドルイド、シャダウォックシャーマンの練度が低かった僕は、6月のラダーに使用していたデッキを大会にあわせてカスタマイズして持ち込むことに決めた。

ポイントにつながる大会はこれで2度目、ツアーストップは初出場だった僕は、デッキ提出の時点では3勝ぐらいできたらいいなとしか思っていなかった。備忘録も兼ねて印象に残った試合を記していく。一番このブログで触れたかったことはこの後になるので、興味のない人は緑の文字まで飛ばしてください。

 

一日目、4戦目で知り合いのふぉんさんと対決、「お前主人公かよ」と言わしめるほどの引きを見せつけ不利マッチを覆す勝利。

4勝0敗で迎えた5戦目、相手は選手権常連 金バック持ちのMachampだった。ケレセスを引いたデンチに対しマナアリとソニアを引けなかったMachamp、3-1でまさかのジャイアントキリングを起こす。

いちばん驚いていたのは自分だった。ARAI配信で自慢気に5-0を報告すると、皆僕を祝福してくれた。

いつもTwitchのチャット欄で配信者を茶化している自分が、一人のプレイヤーとして認められた気がしてうれしかった。

 

二日目、6戦目はシャダシャーマンに対してティランタスをたたきつけるなどして勝利。この時点で6-0で3人が並んでいた。6-0のkamaretaiさんかマイマイさんどちらかと当たるだろうと思っていた。

7戦目、Readyボタンを押し目に飛び込んできたバトルタグは「nukesaku#1872

いつも配信を見て、よくコメントしているnukesaku選手が相手で浮ついた気持ちと、負けたくないという気持ちが半々で試合をしていたので試合内容はあまり覚えていない。覚えているのは一戦目ZOOでブン回って勝ったことと、三戦目7ターン性悪ティランタスを叩きつけたこと。3-0で勝利して7連勝 この時点でプレーオフ進出が確定した。試合後、「トップ8の1戦がんばってください」とチャットで励ましの言葉をいただいた。

8戦目はマイマイさん、今大会無敗で来たZOOをBANされた。奇数パラが足を引っ張り0-3で敗れる。初日の日程終了時点で一番当たりたくないと思っていた構成がマイマイさんだったので、突破確定したあとに当たったのはまだ運がよかった。

 

東京の本戦に進めるかどうかはプレーオフのラスト一戦で決まる。相手はスイスドローでも対戦したMachampだった。スイスドローで勝っているということ、こちらのデッキがすべて相手の持ち込んだクエストローグに有利ということがあり、余裕というか、慢心というか...東京行きもらった!と思っていた。

こちらはスイスドローと同じく挑発ドルイドをBAN、相手はZOOをBAN この選択には面食らった。スイスドローではミラクルをBANしてきたため、今回も同じ選択をすると思っていたからだ。

一戦目、ミラクルVSクエロ 3ターン目ゴロツキ4ターン目ファルドライと順調すぎるスタートを切るも、シャードと退散で序盤の攻勢をいなされクエスト達成まで漕ぎつけられる。相手がジリ貧になったと思ったとき、ゲームを壊したのはソニアだった。擬態の卵でソニアを増やしていた相手に急襲、突撃ミニオンを絡めて4/4のミニオン達を処理され、いつの間にか盤面には4/4聖なる盾挑発が並んでいた。

二戦目、性悪ドルVSキューブロック スイスドローではケレセスを引けていたが、そう何度もうまくは行かず。2ターン目ヒロパを打つと相手は「感謝する」とエモートを打ってきやがった。7ターン目には大量のドゥームガードを展開され殴り殺される。

三戦目、性悪ドルVSシャダシャマ 火霊術師型のシャダシャマのため、このデッキに対し奇数パラディンが大きな不利を背負うことが分かっていた。ほぼ諦めムードに。序盤の動きが貧弱だったものの、7ターン目性悪からティランタスを召喚。リッチキングの死の掌握からシャダウォックを奪うことに成功したが、気づいたら殴り殺されていた。デンチの挑戦は終わった。

以上が、僕の覚えているHCTTokyo日本予選の記録 ここから僕が本当に書きたかったこととなります。

 

なぜこんなブログを書いたかというと、本戦が近づいて日本選手のみんなが東京に着いた!と報告上げているのがうらやましくてたまらなくなったから、そして日本選手4人を応援したい思いが高ぶったからです。

僕はいつもレジェンドに到達するのがやっとで、日本からの選手4人は皆毎月レジェンドは当たり前のレベルに到達している人たち。とりわけ僕が最後に対峙したMachamp選手はラダーのメタを変えるほどの影響力を持つプレイヤーで、知名度も抜群。

実力で劣っている僕がどうこう言うのはおこがましいかもしれないが、日本選手4人、特に自分と二度直接対決したMachamp選手には本当に頑張ってほしい。Machamp選手が優勝したあかつきには、「僕はスイスドローであいつに勝った」と鼻高々に吹聴するつもりだ。

この大会の収穫は、普段のラダーでは当たらない強豪プレイヤーと対戦できたこと、また、自分もハースストーンというゲームで何かの拍子で結果を出せるレベルまで来ているんだなと感じられたことだった。

ノーマークのカタカナネームがベスト8ということで、ハースストーン界隈で一気に注目されて、いろんな人がTwitterをフォローしてくれたのもとてもありがたいことだった。

この大会だけの一発屋にならないよう、これからもハースストーンの競技シーンの片隅にいて忘れたころにまた大会を荒らすようなプレイヤーでいたいと思います。